あごと頬へのフィラーとは何ですか、どのように作用しますか?
顔の形を決めるのは皮膚だけではなく、その下にある骨と脂肪組織です。頬骨、あご先、下あごの縁は、顔を支える要となる部分です。これらの部分で骨の支えが生まれつき弱い場合や、加齢とともに脂肪組織と骨のボリュームが減った場合、顔が平坦に、疲れて、あるいは輪郭がぼやけて見えることがあります。
あごと頬へのフィラーでは、ジェルを多くの場合は深い位置、骨に近い層に入れ、その場所でボリュームをつくります。これらの部位では通常、浅いしわに使われるものより硬めの製剤が選ばれます。作用は物理的なものです。ジェルは足りないボリュームを補うのであって、組織を再生させたり、老化を止めたりするものではありません。ヒアルロン酸の性質と一般的なリスクは、「ヒアルロン酸フィラー」の記事で説明しています。
頬、あご先、フェイスラインへのフィラーは何のために行いますか?
| 部位 | どんな場合に検討されるか | 限界 |
|---|---|---|
| 頬(頬骨のあたり) | 加齢や体重減少で平坦になった中顔面、生まれつき平坦な頬骨の部位 | たるんだ頬を上に持ち上げることはありません。入れすぎると顔が幅広く、腫れて見えます |
| あご先 | 横から見たときに後退している、または短いあご先、軽い左右差 | 骨格や歯のかみ合わせは変わりません。後退がはっきりしている場合は不十分です |
| フェイスライン | あご先からえらの角までの、はっきりしなくなった輪郭線、あご先の両脇の軽いくぼみ | あごの縁から垂れ下がった組織や二重あごをなくすことはありません |
これらの部位は互いに無関係ではありません。たとえば、後退したあご先は、脂肪が少なくてもあごの下をふっくらと見せることがあります。この関係は「二重あご」の記事で説明しています。頬の上部のボリューム減少も、目の下のくぼみを目立たせることがあります。その部位に特有の条件は「目の下へのフィラー」の記事にまとめています。
ボリュームの減少か、たるみか? フィラーで顔は持ち上がりますか?
これがこの記事で最も重要な区別です。ボリュームの減少では、組織は元の位置にあるものの量が減っています。たるみでは、組織が下方に移動し、多くの場合は皮膚も余っています。フィラーが対応するのは前者です。たるんだ頬やあごの縁にフィラーを加えても、組織は上に移動しません。すでにある重みの上に、新たなボリュームを載せることになります。
頬骨の部位へのフィラーは、中顔面を支えることで、ほうれい線や目の下の見た目を間接的にやわらげる可能性があります。これは支えによる効果です。『フィラーによるフェイスリフト』として紹介されると、期待が現実を上回ってしまいます。はっきりしたたるみに対して切らない方法がどこまで対応できるのか、どんなときに外科の意見を聞くほうが適切なのかは、「顔と首のたるみ」の記事で説明しています。
鏡の前で頬やあごの縁を指で上に引き上げたときに気に入る見た目は、引き上げによる効果です。フィラーではその見た目にはなりません。フィラーはボリュームを加えるものです。
どんな人に向いていますか?
たるみではなくボリュームや支えの不足が主で、皮膚に十分な弾力があり、全身の健康状態がよく、期待が現実的な成人に向いている可能性があります。結果は一時的であること、最初の数日間は腫れや内出血が出ることがあること、はっきりした変化は多くの場合1回の施術では目指さないことを知っておく必要があります。
どんな人に向いていませんか、何に注意すべきですか?
- はっきりしたたるみ、皮膚の余り、あごの縁から垂れ下がった組織がある場合:フィラーはこの状態では顔を重たく見せることがあります。まず外科的な評価について話し合うべきです。
- 本来の問題があごの骨の位置や歯のかみ合わせである場合:フィラーはそれを隠すことはできても、治すことはできません。
- 以前のフィラーがその部位にまだ残っている場合、または内容のわからない、体内で溶けないフィラーが入っている場合
- 妊娠中・授乳中:安全性のデータが不十分であり、施術は通常延期されます。
- 施術部位に活動性の感染、炎症のあるニキビ、ひげの部位の毛嚢炎、またはヘルペスがある場合
- 最近受けた、または予定している歯科治療、歯の膿瘍、副鼻腔の感染がある場合:時期については担当医が評価します。
- フィラーの成分や局所麻酔薬に対するアレルギー反応を起こしたことがある場合
- 出血性の病気がある、または血液をさらさらにする薬を使用している場合:自己判断で薬をやめず、担当医と相談してください。
- 18歳未満:美容目的のあごと頬へのフィラーは、この年齢層にはすすめられません。
- 見た目について強く持続的な不安がある場合、またはほかの人の顔の輪郭になることを期待している場合
このリストはすべてを網羅しているわけではありません。健康状態のすべて、使用している薬やサプリメント、以前に受けた美容施術を、もれなく医師に伝えてください。
どんな種類のフィラーが使われますか?
これらの部位で最もよく使われるのはヒアルロン酸のジェルです。選ばれる重要な理由の一つは、望まない結果になった場合や一部の合併症の際に、ヒアルロニダーゼという酵素で大部分を溶かせることです。米国食品医薬品局(FDA)のフィラーに関するページは、吸収性フィラーの承認された用途の一つとして、頬とあごのボリュームを増やすことを挙げています。この情報は米国のものであり、承認の範囲は製品ごとに異なります。あなたに使われる製品がどの部位について承認されているかを、担当医に尋ねてください。
ヒアルロン酸のほかに、体自身のコラーゲン生成を促すことを目的とし、ヒアルロニダーゼでは溶かせないフィラーも、頬とフェイスラインに使われています。これらがどのように作用するのか、なぜ効果が遅れて現れるのか、問題が起きたときになぜ対応がより難しいのかは、「コラーゲン生成を促すフィラー」の記事で説明しています。一方、体内でまったく溶けないフィラーは、問題が起きたときに元に戻せないため、別のリスクを伴います。どの物質が使われる場合でも、製品名とロット情報を書面で求めてください。
誰が、どこで行うべきですか?
頬とあごへのフィラーは、顔の血管と神経の解剖をよく理解し、合併症に対応できる医師が、医療機関で行うべきです。これらの部位では、製剤を深い位置に、比較的多い量で入れるため、誤った位置に入った場合の代償も大きくなります。施術を受ける場所にヒアルロニダーゼがあるかどうか、診療時間外に医師にどう連絡できるのかを、事前に尋ねてください。
施術前の準備
- 目標を、あなた自身の顔をもとに説明しましょう。正面だけでなく、横から見た見え方についても話し合ってください。
- 以前に受けたフィラー、あごや顔の手術、インプラント、歯列矯正の治療について伝えましょう。
- 近く予定している歯科治療や予防接種、発熱を伴う病気があれば知らせましょう。
- 内出血のリスクを高める可能性のある薬やサプリメントについて、医師から説明を受けましょう。処方薬を自己判断でやめないでください。
- 大切な予定の直前に施術を入れないでください。腫れと内出血のための余裕をみておきましょう。
- 同意書は急がずに読み、わからない点は質問しましょう。
SNSの画像をもとに決めようとしている場合は、光、頭の角度、撮影の時期によって、フェイスラインや頬骨の見え方がはっきり変わりうることを忘れないでください。
頬とあごへのフィラーはボリュームを加えるものであり、たるんだ組織を上に持ち上げるものではありません。たるみをフィラーで隠そうとすると、顔が重たく見えることがあります。そのため、少量から始め、腫れが引いてから再評価するほうが、より見通しの立てやすい方法です。
Dr. Hamza GemiciDoktorclub メディカルディレクター · 美容医療に携わる医師
施術当日の流れ
- 医師があなたの顔を正面から、横から、表情の動きも含めて評価し、目標、部位、おおよその量をあなたと確認します。通常は写真で記録を残します。
- 説明に基づく同意書(インフォームド・コンセント)を読みます。リスクとほかの選択肢について話し合います。
- 皮膚を消毒液で清潔にします。男性ではひげの部位に特に注意が必要です。
- 必要に応じて麻酔クリームを塗ります。多くの製品では、ジェルの中にも少量の局所麻酔薬が含まれています。
- ジェルは、針または先端の丸いカニューレを使って、少量ずつ、多くの場合は深い層に入れます。どの器具を使うかは医師が決めます。どの器具も血管閉塞のリスクをなくすものではありません。
- 施術の間、医師は皮膚の色とあなたの反応を観察します。突然の、激しい、またはいつもと違う痛みを感じたら、すぐに伝えてください。
- 施術の最後に、部位を軽く整えることがあります。帰る前に皮膚の色を確認し、ケアについての説明と、医師への連絡方法が伝えられます。
麻酔をしても、施術中にはチクッとする感じや圧迫感、骨に近い部位では張った感じがあります。
施術後:最初の24時間、最初の1週間、最初の1か月
| 時期 | 通常の経過 | すべきこと |
|---|---|---|
| 最初の24時間 | 腫れ、圧痛、注入した箇所の内出血。かむときの軽い不快感 | 部位を押さえないでください。皮膚の色を確認しましょう |
| 最初の1週間 | 腫れと圧痛が軽くなります。触れるとわかる硬さや軽い左右差があることがあります | 日がたつにつれて強くなる腫れや痛みがあれば、担当医に連絡してください |
| 2週目以降 | ジェルが組織になじみ、輪郭がなめらかになります | 医師からすすめられている場合は経過観察の受診 |
| 最初の1か月 | 最終的な見た目が現れます | 追加の施術が必要であれば、この段階で話し合います |
- 部位を押さえたり、マッサージしたりしないでください。医師が特にすすめた場合を除き、形を整えようとしないでください。
- 最初の数日間は、激しい運動、サウナ、ハマム(トルコ式浴場)、非常に暑い環境を避けてください。
- 医師から、しばらくの間うつぶせや横向きで寝ないこと、あごを手にのせないことをすすめられる場合があります。
- 顔に圧力がかかるヘッドギア、ヘルメット、マスクを使用している場合や、顔のマッサージや歯科治療を予定している場合は、時期について担当医に尋ねてください。
- メイクとひげそりについては、医師がすすめる期間を待ってください。
予想される副作用、血管の面でリスクのある箇所、緊急のサイン
腫れ、内出血、圧痛、触れるとわかる一時的な硬さは、予想される副作用です。あご先へのフィラーに関する8件の研究、917人を検討したシステマティックレビューでは、最も多く報告された問題は注入部位の腫れ、内出血、痛み、赤みで、これらの研究では血管閉塞は報告されていませんでした。これはリスクがないという意味ではありません。研究の対象人数はまれな事象をとらえるには少なく、顔のどの部位でも血管閉塞が起こる可能性があります。
フィラーによる視力喪失の症例をまとめた研究では、最もリスクの高い部位は鼻、眉間、額、ほうれい線と報告されています。頬とあごはこのリストの上位には入っていません。しかし、顔面動脈はあごの縁を越えて頬のほうへ走っており、頬骨の部位とあご先にも、骨の管から出てくる血管と神経があります。そのため、皮膚の色の変化と痛みは、これらの部位でも重く受け止めるべきです。しこり、感染、遅れて現れる腫れや結節などのほかの問題は、「フィラーの合併症」の記事で詳しく説明しています。
すぐに施術した医師に連絡してください(連絡がつかない場合は最寄りの救急外来へ)
- 頬、あご、唇、鼻の脇の皮膚が白くなる、著しく青白くなる
- 網目状に広がる紫がかった、または青みがかった色
- 突然の、激しい、またはだんだん強くなる痛み
- 部位が冷たい。その後の数時間で色が濃くなる、小さな水ぶくれができる
- 発熱、急速に広がる赤み、熱感、または分泌物
待たずに112(トルコの救急番号。日本では119)に電話するか、最寄りの救急外来に行ってください
- かすみ目、視力の喪失、物が二重に見える、または目の激しい痛み
- 話しにくさ、顔のゆがみ、腕や脚の力が入らない
- 息苦しさ、飲み込みにくさ。顔・唇・舌が急速に腫れてくる
これらの症状があるときに何をすべきで、何をしてはいけないかは、「フィラー後、どんなときが緊急事態」の記事で順を追って説明しています。
フィラーの入れすぎは、なぜ顔を重たく腫れぼったく見せるのですか?
医学文献で『過剰に充填された顔』と呼ばれる状態は、フィラーが誤った場所に、あるいは必要以上の量で、多くの場合は何年にもわたって重ねて注入されることで生じます。このテーマのレビューは、この状態が最も多くみられるのは中顔面、額、あご、鼻であること、表情を動かすと目立つこと、加齢とともに組織がたるむにつれて悪化すること、そして唯一の方法としてフィラーに頼り、すべての線を埋めようとするやり方と関連していることを指摘しています。笑ったときに目の下のほうへせり上がる頬、顔の下半分の広がり、前方にとがったあご先が典型的な例です。
これを防ぐ方法は、段階的に行うことです。少量から始め、腫れが引いてから再評価し、再施術の判断を日程ではなく診察に基づいて行います。目に見える効果が弱まっても組織に製剤が残っていることがあるため、『もうなくなったはず』という前提で追加すると、蓄積につながることがあります。フィラーが隣の部位に広がりうることも、この状態の一因になる可能性があります。
あごと頬へのフィラーはどのくらい持続しますか?
ボリュームの効果はすぐに見られますが、腫れがあるため、実際の結果は数週間かけて評価します。効果は一時的で、月単位です。骨の近くに入れる硬めの製剤は、唇のようによく動く部位の製剤よりも長く効果を保つと考えられています。それでも期間は製品、量、部位、個人によって異なり、事前に確実なことは言えません。特定の月数を約束として告げられた場合は、慎重になってください。
男性と女性の顔の輪郭では、期待はどのように違いますか?
フェイスラインと頬骨の部位は、顔が男性的に見えるか女性的に見えるかにかかわる部位の一つです。男性の顔では一般に、より幅広く角ばったあご、よりはっきりしたあご先、より平坦な頬が、女性の顔では、よりやわらかなフェイスラインと、よりふっくらした頬骨の部位が特徴として挙げられます。そのため、同じ計画をどの顔にも当てはめることはできません。男性の顔で頬へのフィラーが多すぎたり、女性の顔でえらの角を広げすぎたりすると、本人が望まない変化につながることがあります。
これらは平均であって、決まりではありません。どのような見た目を目指すかを決めるのはあなたです。医師の役割は、それがあなたの骨格とどの程度調和するかをはっきり伝えることです。フィラーは顔の輪郭を数ミリメートルの単位で支えるものであり、骨格をつくり変えるものではありません。男性で計画に影響するほかの点については、「男性の美容医療」の記事をご覧ください。
ほかの選択肢:インプラント、脂肪注入、あごの手術はどんなときに話し合いますか?
| 方法 | 何に役立つか | 注意点 |
|---|---|---|
| 何も施術を受けないこと | リスクを負わずに様子をみるという選択肢 | いつでも有効な選択肢です |
| あご・頬骨のインプラント | 骨の上に置くインプラントで、長期間のボリュームを得ます | 手術であり、感染、位置のずれ、感覚の変化などのリスクがあります。外科系の診療科での評価が必要です |
| 脂肪注入 | 本人の脂肪組織でボリュームを得ます | 外科的な処置です。脂肪の一部は最初の数か月で吸収され、結果にはばらつきがあり、ヒアルロニダーゼで元に戻すことはできません |
| 歯列矯正とあごの手術の評価 | あごの骨の位置と歯のかみ合わせに対応します | 後退したあごの本来の問題がこれである場合、フィラーは見た目を隠すだけです。関連する歯科と外科系の診療科への紹介が必要です |
| 咬筋(エラ)へのボツリヌストキシン | 厚い咀嚼筋による顔の下部の幅を減らすことを目的とします | ボリュームは加えません。別の問題を対象とします |
| フェイスリフト・ネックリフト | たるんだ組織を元の位置に戻し、余った皮膚を取り除きます | 手術です。はっきりしたたるみに対して、フィラーにできないことを行います |
フィラーと手術のどちらを選ぶかは、優劣の順位づけではありません。フィラーは一時的で元に戻せる支えであり、手術は構造的で長期間続く変化です。どちらがあなたに適しているかは、必要に応じて関連する外科系の診療科の意見も聞いたうえで決まります。
この内容は情報提供を目的としており、診察の代わりにはなりません。あなたに適した方法は、医師の評価によってのみ決めることができます。
アフターケアの経過
施術当日
部位を押さえたり、マッサージしたりしないでください。最初の数時間は鏡で皮膚の色を確認しましょう。皮膚が白くなる、網目状に広がる紫がかった色、激しい痛みがあれば、すぐに担当医に電話してください。見え方や話し方の異常があれば112(トルコの救急番号。日本では119)に電話してください。
1日目
腫れと圧痛がはっきりしています。かむときに軽い不快感があることがあります。激しい運動、サウナ、ハマム(トルコ式浴場)を避け、医師からすすめられている場合は、うつぶせや横向きで寝ないでください。
3日目
腫れが引き始めます。触れるとわかる硬さや軽い左右差があることがあります。強くなる痛み、熱感、広がる赤み、発熱があれば担当医に連絡してください。
7日目
内出血が薄くなります。日がたつにつれて強くなる腫れや、大きくなる痛みのあるしこりがあれば、評価が必要です。歯科治療や顔のマッサージを予定している場合は、時期について担当医に相談してください。
14日目
腫れは大部分引いています。医師からすすめられている場合は経過観察の受診をします。段階的な計画を立てている場合は、次の段階についてこの時点で話し合います。
30日目
最終的な見た目が現れています。続く左右差、触れるとわかるしこり、表情を動かすと目立つふくらみがあれば、担当医に診てもらってください。製品名と施術日を保管しておきましょう。
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施術当日 · 11月7日(土)
部位を押さえたり、マッサージしたりしないでください。最初の数時間は鏡で皮膚の色を確認しましょう。皮膚が白くなる、網目状に広がる紫がかった色、激しい痛みがあれば、すぐに担当医に電話してください。見え方や話し方の異常があれば112(トルコの救急番号。日本では119)に電話してください。
1日目 · 11月8日(日)
腫れと圧痛がはっきりしています。かむときに軽い不快感があることがあります。激しい運動、サウナ、ハマム(トルコ式浴場)を避け、医師からすすめられている場合は、うつぶせや横向きで寝ないでください。
3日目 · 11月10日(火)
腫れが引き始めます。触れるとわかる硬さや軽い左右差があることがあります。強くなる痛み、熱感、広がる赤み、発熱があれば担当医に連絡してください。
7日目 · 11月14日(土)
内出血が薄くなります。日がたつにつれて強くなる腫れや、大きくなる痛みのあるしこりがあれば、評価が必要です。歯科治療や顔のマッサージを予定している場合は、時期について担当医に相談してください。
14日目 · 11月21日(土)
腫れは大部分引いています。医師からすすめられている場合は経過観察の受診をします。段階的な計画を立てている場合は、次の段階についてこの時点で話し合います。
30日目 · 12月7日(月)
最終的な見た目が現れています。続く左右差、触れるとわかるしこり、表情を動かすと目立つふくらみがあれば、担当医に診てもらってください。製品名と施術日を保管しておきましょう。
医師に聞きたい質問
- 私の顔で主になっているのはボリュームの減少ですか、たるみですか?フィラーでどこまで対応できますか?
- どの部位に、おおよそどのくらいの量をすすめますか?1回で行いますか、段階的に行いますか?
- 使用する製品はヒアルロン酸ですか、コラーゲン生成を促すフィラーですか?製品名とロット情報を書面でもらえますか?
- この製品は、問題が起きた場合に溶かすことができますか?ここにはヒアルロニダーゼと救急対応の設備がありますか?
- 私のあごが後退しているのは、骨格やかみ合わせによるものですか?歯列矯正や外科の意見を聞くべきですか?
- 以前に受けたフィラーがまだ残っている可能性はありますか?それをどのように評価しますか?
- 私の顔立ちでは、フィラーの入れすぎのサインは何ですか?どこでやめるべきですか?
- 効果はどのくらい続くと考えればよいですか?再施術は何をもとに判断しますか?
- 診療時間外に問題が起きた場合、どのように連絡できますか?
よくある質問
頬へのフィラーで顔は持ち上がりますか?
いいえ。フィラーはボリュームを加えるものであり、たるんだ組織を上に移動させるものではありません。頬骨の部位へのフィラーは、中顔面を支えることで、より疲れの少ない印象をもたらす可能性があります。しかし、はっきりしたたるみは改善せず、量が多すぎると顔が重たく見えることがあります。
あごへのフィラーはどのくらい残りますか?
確定的な期間は言えません。ヒアルロン酸フィラーの効果は月単位で、製品、量、部位、個人によって異なります。再施術は日程ではなく、診察の所見に基づいて計画すべきです。
あご先へのフィラーで、後退したあごは治りますか?
軽い後退であれば、あご先の見た目を支える可能性があります。骨格や歯のかみ合わせは変わりません。後退がはっきりしている場合や、かみ合わせに異常がある場合は、歯列矯正とあごの手術の評価が必要です。
フェイスラインへのフィラーで二重あごはなくなりますか?
いいえ。フェイスラインをはっきりさせることで、あごの下がいくらか整って見えることはありますが、脂肪の蓄積やゆるんだ皮膚をなくすことはありません。二重あごの原因に応じて、異なる方法が必要です。
頬へのフィラーは腫れぼったく不自然に見えますか?
控えめな量で、顔立ちに合わせて計画された施術は、自然に見える可能性があります。量が多すぎたり、施術を重ねたりすると、顔が重たく、幅広く、表情を動かしたときに腫れぼったく見えることがあります。段階的に行うことは、このリスクを減らす助けになります。
あごと頬へのフィラーは痛いですか?
麻酔クリームとジェルに含まれる局所麻酔薬が不快感をやわらげますが、それでもチクッとする感じや圧迫感はあります。突然の激しい痛みは通常のことではなく、すぐに伝えるべきです。
フィラーとインプラントのどちらがよいですか?
この二つは異なるニーズに対応するものです。フィラーは一時的で、ヒアルロン酸であれば元に戻せる支えです。インプラントは手術で入れるもので、長期間続く変化です。判断は、構造的な不足の程度と期待に応じて、外科系の診療科の意見も聞いたうえで行います。
あごと頬へのフィラーに満足できなかった場合、元に戻せますか?
ヒアルロン酸フィラーでは、医師がヒアルロニダーゼという酵素で製剤の一部または全部を溶かすことができます。これも医療行為であり、アレルギーのリスクがあり、複数回の施術が必要になることもあります。コラーゲン生成を促すフィラーや体内で溶けないフィラーは、この方法で元に戻すことはできません。
出典
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- Nonsurgical Chin Augmentation Using Hyaluronic Acid: A Systematic Review of Technique, Satisfaction, and Complications (Ou Y et al.). Aesthetic Plast Surg 47(4):1560–1567. PMID: 37036507 — Aesthetic Plastic Surgery, 2023
- Reshaping the Lower Face Using Injectable Fillers (Braz A, Eduardo CCP). Indian J Plast Surg 53(2):207–218. PMID: 32884187 — Indian Journal of Plastic Surgery, 2020
- Facial Overfilled Syndrome (Lim T). Dermatol Clin 42(1):121–128. PMID: 37977678 — Dermatologic Clinics, 2024
- The Male Aesthetic Patient: Facial Anatomy, Concepts of Attractiveness, and Treatment Patterns (Keaney TC et al.). J Drugs Dermatol 17(1):19–28. PMID: 29320584 — Journal of Drugs in Dermatology, 2018
- Update on Avoiding and Treating Blindness From Fillers: A Recent Review of the World Literature (Beleznay K et al.). Aesthet Surg J 39(6):662–674. PMID: 30805636 — Aesthetic Surgery Journal, 2019
- Surgical fat transfer — NHS(英国), 2023
美容医療専門家委員会
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